英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法
- 作者: 森沢洋介
- 出版社/メーカー: ベレ出版
- 発売日: 2005/10
- メディア: 単行本
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相撲でいうところの四股を踏むような地味な稽古方法がいっぱい書いてあるので、スピードラーニングでぴゅっと英語力を高めたいという人は興味はそそられないだろうが、時間をかけてでもしっかりした英語力を・・・という人はまずは下記のリンクを見て頂きたい。
上記の書籍に書かれている内容は、リンク先のものと殆どイコールだが、あまりに頻繁にアクセスするので私は迷わず本を買ってしまった。「紹介されている学習方法で何故効果があがるのかという納得感あふれる根拠」と共に「事細かなステップバイステップの勉強手順」が記載されており、学習の意欲をそそられる。
ちなみに、私の場合は1年ほどこつこつと本書に従い英語を学習し、TOEICは695点から810点にあがった(微々たるものと言えば微々たるものだが・・・)。ただ、特段TOEIC対策をすることなくここまであがったので、なかなか効果がでているんでないかと思う。時間はかかるが、地力が着実についているという実感がある。
強いて苦言を呈するとすれば、学習教材を作るのにカセットテープを駆使するという涙ぐましい努力を強いるそのローテクさ。テープで流れた英文を繰り返す音読というトレーニングでは本書で紹介されているが、どの音読用の教材を作成するのに下記の方法が紹介されている。
リピーティングはリテンション(保持)とも呼ばれます。聴いて理解した英語を、そのまま繰り返します。トレーニングとしてリピーティングを行う際は、英文の間にポーズ(休止)が小刻みに入ったテープを使用します。まず、モデルの英語が1センテンス、あるいは1フレーズ流れ、それを聴き取り理解し、ポーズの間にそのまま繰り返します。
・・・<中略>ただ、リピーティングに使うポーズの入ったものはほとんどありませんから、自分で作成します。これはダブルカセットデッキを使えば簡単に作れます。また、センテンス、フレーズ単位でリピートをすることの多い外国語の学習には、やはりカセットテープが使いやすいです。
「ダブルカセットデッキで簡単にって・・・」という感じだが、iPODがあれば全て解決される。CDなどがついている英語のテキストを購入し、iPODに落としてしまえば、そんな涙ぐましい努力をすることもなく、歩きながら学習を勉強することができる。私は、乗り換えに伴う5分間の移動などの時間も合わせれば、家から会社まで20分歩いている。往復にすると40分で、毎日40分の学習の勉強をこつこつ続けることによる効果は計りしれない。
細かな私のiPOD使用したいくつかの学習方法はおいおい紹介していきたい。