Thoughts and Notes from CA

アメリカ西海岸の片隅から、所々の雑感、日々のあれこれ、読んだ本の感想を綴るブログ。

アメリカの保険用語 デダクタブルって何だ

病院からの請求書の破壊力

引っ越し先のカリフォルニアで長らくかかりつけ医(Primary Care Doctor)が見つからなかったのだが、1年間かけて(!?)遂に先日、かかりつけ医の先生の初診を受けることができた。2ヶ月ほどきらしていた念願の常備薬の診断書もだしてもらい、「はぁ、やっと安心できるぜ」と思ったのだが、送られてきた請求書を見て、びっくりした。その金額$355ドル。今の為替レートで大体5万7千円である。

 

デダクタブルに達していない?

何か特別なことをしたのかというと決してそんなことはない。問診を受けて、しばらくアメリカでしてないから血液検査はしようかぁ、という程度である。正直、かかりつけ医と話したのは、大体15分程度だ。医療費の高さも問題ではあるが、一番の理由は今年初めての受診で、「まだデダクタブル(Deductible)に達していなかった」というところにある。デダクタブルは日本の医療保険ではあまりない考えなので、自分の備忘録も兼ねて説明したい。

 

デダクタブルとOOPMって何だ?

私の今入っている保険は、実はそれほど手厚い保険ではなく下記のような内容。

  • デダクタブル/Deductible

    • 家族全体の年間デダクタブル:$4,000

    • 個人の年間デダクタブル:$2,000

  • 自己負担上限額/Out-Of-Pocket Maximum

    • 家族全体の自己負担上限額:$8,000

    • 個人の自己負担上限額:$4,000

このデダクタブルというのは、簡単に言えば「あなたがこの金額まで医療費を払ったら、そこから保険支払いが適用されますよ」っていう金額ラインのこと。即ち、デダクタブルに到達するまでは100%自己負担なのだ。なので、私個人でみれば、年間$2000までは自分で払わなければいけなくて、それを越してから初めて、COPAYの20%(自己負担額20%支払いのこと)がスタートする。冒頭で話した通り、私は先日$355自己負担100%で支払いをしたので、残りのデダクタブルは$1,645となる(先は長い)。

私の保険だと家族全体だと$4,000となっている。わが家は家族4名なので、それぞれの医療費が$1,000かかったとする。そうすると個人の$2,000には誰も到達していないが、チームゴール(?)を達成したことになり、そこから自己負担20%で受診できるようになる。

そして、もう1つ大事なのが自己負担上限額だ。これは日本語の適訳があるのでわかりやすい。文字通り「これ以上かかったら払わなくてもいいよ」っていうラインだ。例えば、不幸にもステージ2のガンになってしまったとする。ざっと調べたところ、手術、入院、化学療法など諸々全部含めて、えいやぁの金額で$52,000くらいかかるようだ。日本円でいうと800万円以上である。が、こうなると個人の自己負担は$4,000で、残りの$48,000は保険がおりるので、これはありがたい。

 

アメリカの健康保険の現実

今の保険は正直日々の医療費を抑える効果は、殆どというか全く無く、自動車保険の対人無制限や火災保険に近い位置づけだと思っている。勿論、もっと支払いを多くすれば、デダクタブルのないCOPAYにもできる。だが、当然その分保険料はあがってしまう。わが家はそれ程医者の世話にならないので、今の健康保険をアップグレードするのにかかる費用を月々の貯蓄にまわし(HSAを活用しているが、HSAはまたの機会に)、かかった医療費はその貯蓄から支払うようにしており、今のところは高い保険を買うよりも低いコストで運用できている。

 

アメリカと日本の医療保険はどちらがよいのか

どんな医療保険に入って、月々いくら支払うかを、自分であれこれ考えないといけないので、面倒と言えば面倒である。が、その反面、家族の健康状態と人生のステージに応じて健康保険のプランを個人が選択できるというのは以外と悪くない。医者によくかかる人とそれ程かからない人が自分たちのリスクを評価して、保険を購入するというのはあるべき姿ではある。
日本の健康保険は世界最強という話をよく聞く。国民皆保険がないという一点でアメリカより優れているということになっているが、それでも本当にそうなのだろうか。充実した保険内容は、それは国民が多額の社会保険料を払っていることが前提だ。また、保険適用が充実しているため、不必要に医者にかかり、国全体の医療費がかさんでいるというのも現実だ。現在の構造は健康な若い世代への負担が大きいので、一概に良いとは言えないと思っているが、この話は長くなりそうなので、また今度に。

「今年も一時帰国か~」と感じる瞬間

家族の一時帰国とお父さんの一時帰国期間がずれるというのはよくある話。今年は久しぶりに5週間ほどアメリカで一人暮らしをし、今一時帰国に向けての空港で一杯飲んでいる。

 

私は2013年の11月にアメリカに移住した。コロナ禍で、一時帰国できない年が1年だけあったので、今回はちょうど10回目の一時帰国だ。歳時記に「一時帰国」を夏の季語として登録してもいいんじゃないか、というのは在米日本人の共通認識だと思う。それだけ、子どもの夏休みが長いアメリカにおいて、一時帰国というのは在米日本人の夏の風物詩なのだ。多分、共感できる人数はかなり少ないと思うが、私の「あぁ、今年も一時帰国なんだなぁ」と思う瞬間をいくつか共有したい。

 

思ったより志を達成できない

家族が先に一時帰国してしばらくの一人暮らし。これだけで、不思議と時間は無限にあるように感じられる。普段は家族との兼ね合いでできない、あれをやろう、これをやろうと、「自分は何でもできる!」と不思議と錯覚してしまう。

 

が、結婚する前に何でもできていたかというと、決してそんなことはない。同様に、読もうと思っていた本は読めず、行こうと思っていた所にも半分も行けず、前からやりたいと思っていたこんな趣味をかじってみようと思いつつ何も変わらず、気づいたら日常の些事に追われて帰国を迎える、というのはあるあるではないだろうか。

 

10年目ともなると、自分の限界も知っているのであまり多くは求めない。今年はガレージジム設立プロジェクトを遂行し、家に散らばっているトレーニンググッズをガレージに集め、新しい道具も勢いで購入し、ガレージの壁にペンキを塗ったりしてホームジムを作った。さすがに今年は5週間なので、満足いく成果をあげることができた。問題は家族にどう説明するかだが、それは後から考えよう。

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空港のバーでビールを飲む

アメリカはビールが旨い。日本の「生ビール」が好きで、こちらでもアサヒやキリンを飲む人もいるが、私は断然アメリカのビール派だ。マイクロブリューワリー王国のアメリカのビールが私の喉にはあう。しばらく、旨いクラフトビールが飲めないと思うと、これは最後に飲むしかない。

 

そして、不思議と空港で飲むビールは旨い。体感としてどんなに少なく見積もっても3割増しくらいで旨い。旅への高揚感、広い空間、多国籍に人々が行き交う活気、そういったものが作用しているのか、私はとにかく空港で飲むビールが不思議と大好きだ。なお、妻も「空港ビール」が好きで、アメリカ国内旅行に行くときは、必ずビールとナチョスを楽しむ。

 

そして、一時帰国前の空港のビールはまた格別だ。私は3週間ほど日本に帰るので、やはり帰国前に溜まりに溜まった仕事の整理と不在時の引き継ぎ処理などでかなり忙しい(アメリカ基準の忙しさだが)。仕事からの解放、一人暮らしを終えた自分への慰労、日本の家族に会える高揚、などに浸りながら「空港ビール」を飲むと、「あぁ、今年も一時帰国の季節になったか」と思うのだ。

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ペットボトルのお茶

そして、長いフライト、入国審査と税関検査を終えて、はれて日本に入国となる。でも成田空港って海外の方も多いし、雑然とした空港感が強いので、そこに降り立っただけでは、「あぁ、日本に今年も帰ってきたなぁ」とは、私は感じない。

 

税関検査を終え、リムジンバスのチケットを買い、家族にLINEをし、そしてコンビニでちょっとしたものを買い込む。買うものはもちろんその時々だが、私は必ずペットボトルの冷たいお茶を買う。そう、アメリカには、絶望的にない冷たいペットボトルの無糖のお茶だ。

 

スーツケースを脇におき、リムジンバスの到着を待つ。滑り込むようにバスが停まり、スーツケースは手際よく係員の方がバスに積み込んでくれ、バスに乗り込む。「清掃されたバス」って感じの匂いを吸いながら、なるべく空いてそうな席に腰をかける。緩やかに発進するバス。そして、おもむろにコンビニの袋からペットボトルのお茶を取り出し、流れていく空港の景色を見ながら、蓋をひねり、ペットボトルのお茶をグビリと飲み込む。「あぁ、今年も日本に帰ってきたんだなぁ」って思いがマックスになる瞬間だ。

 

国内のお茶メーカーはこんなシーンのCMを作って欲しい。在米日本人の心を鷲掴みにし、この市場は独占できるはずだ。マーケットが小さすぎて費用対効果はあがらないと思うが。

 

親に「おかえり」と言われる瞬間

親が健在の人は一時帰国中に親元に世話になることが多いだろう。わが家は、「私の両親の家」と「妻の両親の家」と「AirBnBとホテル」を同じ期間ずつ泊まり歩くのが恒例。

 

最寄りの駅に到着し、大量のスーツケースを抱えてバスかタクシーに乗り込み、親に「駅から今向かってます」とLINEをする。重い荷物をえっちらおっちらと抱え、ドアフォンを押し、よいしょっと家にはいる。

 

前入りしている妻と子供が「ひさりぶりー」と迎えてくれ、そして親が「おかえり」と行ってくれる。アメリカに住んでいる人の事情は様々だ。会社の辞令で短期で働いている人もいれば、グリーンカードや市民権を取得し、生活の拠点をアメリカに移している人もいる。それでも、「おかえり」と行ってくれる場所が、今住んでいる国以外にあるのは、ありがたいことであり、短い人生において一つの実りであると思う。

 

鰹(時々鱧)

「家族に会うのが一時帰国の一番の目的」。もちろん、みんなそう言うさ。そして、もちろんそれは決して間違ってはいない。でもみんな表立っては言わないが、「もう一つの一番」があるんだ。別にどっちが上とかはどうでも良い。でも、家族と会うのと同じくらい「日本の食事」を楽しみに一時帰国するんだ。

一時帰国をする前に、「日本に帰ったら絶対に食べるものリスト」を作らない人は、よっぽどのビギナーか、よっぽど食に頓着のない人だろう。一時帰国して、「日本の食事は健康的」という世界の定説にさからって太ってアメリカに戻るんだ。

 

日本に帰って必ず食べると心に決めているものは沢山ある。「あぁ、旨い!」と思うものは、もちろん沢山ある。だが、これを食べて「あぁ、日本に帰ってきたんだなぁ」と思うものは私は以外と少ない。タイトルからネタバレしているが「鰹」は、食べた瞬間に「あぁ、今年も日本に一時帰国したんだなぁ」って思う。不思議とアメリカには、マグロはあるが、鰹は非常にマイナーだ。冷凍のたたきなどは日本スーパーで売っているが、日本の「夏の鰹」は日本でしか味わえない。おろした生姜とにんにくをのせ、脂ののった鰹を口の中に放り込む、日本の夏と日本そのものを感じる瞬間だ。

 

それと、夏が旬の魚と言えば鱧だ。骨切りした鱧に梅肉をつけて食べる、「これはアメリカには絶対にないやつだ」という気になる。鱧は残念ながら、私の一時帰国先である東京では、良いものがあったり、なかったりなので、食べる年と全く食べない年があるが、鰹と同様に「日本に帰ってきた~」という味だ。

 

以上、私の「今年も一時帰国したなぁ」案件を共有させてもらった。自分はこんなのがあるという方、是非共有ください。

『損保の闇 生保の裏』から学ぶ保険会社の生存本能

「ドリーム年金」の罠

娘のアメリカの高校の卒業式に参加するために、義理の姉が3週間ほど訪米していた。義理の姉の息子、即ち私の甥はこの4月からとある日本企業に就職し、NISAや保険の購入などを検討しているという。詳しそうに見える私に、これを保険の外交にすすめられたらしいので、助言をしてあげて欲しいと、「ドリーム年金.PDF」なるいかがわしい名前のファイルが送られてきた。中身を見てみたらファイル名にそぐわない破廉恥な内容であった。以下がざっくりとした内容。

  • いわゆる生命保険と貯蓄の抱き合わせ保険商品

  • 5年間月払いで年間6万円ずつ積みたて、5年で払い込み完了

  • 満期に315,000円の返戻金を取得

  • 期間中の死亡保険金つき

ChatGPTに利率を計算させると利率は1.8%程度。勿論、銀行に預けるのと比較すれば悪くはないが、会社に入ったばかりの新人がどうして死亡保険金が必要なのか。5年という期間も新入社員の心理的負担を下げる絶妙なラインで、少しいままでよりも懐の豊かになった若者の財布からちゅーちゅーと吸い取ろうという思惑がみてとれる。「こんなのやめて、NISAをもっと活用しなさい」と助言をしておいた。

 

『損保の闇 生保の裏』

先日『損保の闇 生保の裏』という本を読んだ。

本書は、一時期日本を騒がせたビッグモーター問題や悪質な生命保険商品や公平を装った保険代理店の裏などの実態を克明に描いたルポタージュ。筆者の柴田秀並氏は朝日新聞の経済部の記者で、金融畑が長いようだ。自分の培った取材網と粘り強く丹念な取材から、日本の損害保険・生命保険の問題点を見事にあぶり出している。新聞を読まなくなってから久しいが、こういうジャーナリズム精神に溢れる力作を読むと、新聞社もまだまだ捨てたものではないと感じる。

 

保険会社の生存本能

本書で紹介されるのは

  • 自賠責保険の獲得欲しさに、ビッグモーターの過剰な保険金請求に目をつむった損害保険会社

  • 顧客の不安を不必要にあおり、高リスク・高手数料商品を言葉巧みに売りつける生命保険会社

などの保険営業の現場の現実だ。本書を読めば「売上と利益をあげるために手段を選ばない、損害保険や生命保険に内在する論理」がよく理解できる。

これらの現実を見ると、「顧客の利益そっちのけでなんだかなー」とは勿論思う。その一方で、「難しい」保険商品の特徴を最大限に活かして「知識がなさそうな奴を鴨にする」というのは、保険会社のDNAに刻まれた生存本能であり、それを変えることはできないという現実も本書は示してくれる。私も勉強不足が故に、高い勉強量を保険会社に払った経験もあるので、もっと勉強して騙されないようにしなければ。

 

まとめ

NISAが始まり、今まで銀行預金か、保険商品くらいにしか行き場のなかった日本の金融資産の行先が多様化するのは必至だ。それは保険市場の縮小に結びつくが、その売上規模を保険会社がやすやすとあきらめるとは思えない。これから進むのはNISAフック(NISAをわかりやすく無料で説明しますよと案内し、高手数料の保険商品を売りつける)のような保険会社の生き残りをかけた悪あがきだ。そんな中で賢い選択をし続けるには、YouTubeなどを賢明に使いながら勉強を続けることだ。若い世代が変な割を食わないように、自分自身も勉強して、子どもたちに生き残る知恵を教えていきたい。

ケールと鶏むね肉の和風パスタ

前回の記事で紹介した通し、現在アメリカ一人暮らし中の私。今回から、アメリカでの一人暮らしで重宝している、簡単で美味しいレシピを紹介していきたいと思います。なお、私のレシピは、かなり脂質を抑えたものになっているので、こってり料理がお好きな方には物足りないかもしれませんが、ダイエット中の方にはよいのではないかと思います。しばらく、ワンパンパスタのレシピを栄養成分つきで紹介していきます。

ケールと鶏むね肉の和風パスタ

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ケールと鶏むね肉の和風パスタ

Triple Washでよくあるベビーケールと鶏むね肉を使ったパスタ。ベビーケールはサラダにも使え、日持ちもするので、一人暮らしの大敵食品ロスがなく使いやすいと思います。鶏胸肉は、生の胸肉を買うと、量も多い上にすぐ悪くなるので、CostcoのHand Pulled Rotisserie Chicken Breast Meatを買って、小分けに冷凍しておくととても使いやすい。あのクルクル回っているチキンをほぐしたやつです。淡白な鶏胸肉にケールのかすかな苦みがアクセントになり、食べやすいので是非試してみてください。

材料

  • スパゲッティ…80g

  • にんにく…1カケ

  • オリーブオイル…大さじ半分(7.5g)

  • お湯…300 ml

  • 塩…2g弱

  • 鶏胸肉…100g

  • ベビーケール…20g

  • 醤油…適量(味をみて好みの塩加減になるくらい)

栄養成分

  • カロリー…478Cal

  • タンパク質…36g

  • 炭水化物…65g

  • 脂質…8g

作り方

  • 包丁の背などでつぶしたにんにくとオリーブオイルをフライパンにいれ、弱火で香りがでるまで炒める。オリーブオイルが少ないので、フライパンの端っこに具材をいれて、にんにくとオリーブオイルを絡ませて火を通す。その間にお湯をわかしておく。

  • にんにくがフォークの背でつぶれるくらい柔らかくなったら、鶏胸肉と塩とお湯をいれて、中弱火くらいでポコポコとゆっくりお湯がわいているくらいの温度に保つ。

  • スパゲッティをフライパンに投入する。面倒な人は追ってしまっても良い(あまり料理に慣れなていない人は折ったほうが続く可能性大)。長くなければスパゲッティーニではないといううるさ方はお湯を回しかけ、押し込むという動作を5-6回繰り返して、スパゲッティをお湯の中に沈める。無事全部沈んでから8分30秒時間をはかる。

  • 火を通している間、くっつかないように時折混ぜてあげるのが良い。

  • タイマーがなってもまだお湯が残っているようなら、火を少し強めて、パスタを混ぜ続けて水分を飛ばす。残り湯が適度な粘度になったらベビーケールをいれて、しんなりの手前くらいになるまでかき混ぜる。

  • 最後に味をみて、醤油で香り付けと調味をして完成。好みでごまなどをふりかけても良い。

コツや注意点

  • このレシピに限った話ではないが、ワンパンパスタはとにかく火加減が大事。強火でぐつぐつと煮込むとパスタに火が通る前に茹で汁が蒸発するし、うんともすんともいわないくらいの火加減だと仕上がりの際にびしゃびしゃになる上に火も通らない。時間に丁度茹で汁が飛ぶくらいの火加減を試すことが大事。コンロやフライパンによってもお湯の飛び方が変わるので、「こんなもんかな」という火加減を見つけるのだが大事。

  • また、茹で汁は最終的には具材通しの味をつなげるソースの役割をはたすので、茹で汁が残ってシャバシャバしていると味の絡みが悪くなる。茹で上がりにまだ茹で汁が残っている場合は、火を強めて水分を飛ばし、茹で汁がとろっとなるまでぐるぐるかき混ぜるのが大事

おわりに

私は料理は好きな方なので、よく自分で料理を作ります。なのでどちらかというと感覚派なので、レシピを公開したりすることがないので、上記のフォーマットが参考になるのかよくわかりません(写真は正直少ないと思う)。わかりにくいところがあれば、今後の参考にしますので、ご意見を頂ければと思います(どこまでできるかわかりませんが)。

家族が帰国し、一人で迎えるアメリカの夏:アメリカの家事事情

アメリカの夏:一時帰国と一人暮らし

夏はアメリカ在住者にとっては一時帰国の季節。そして、私にとっては一人暮らしの季節でもある。勿論、毎年日本には一時帰国するのだが、家族と同じくらい長く帰国することは、仕事の関係上できない。なので、必然的に家族を見送って、数週間はアメリカで一人で暮らすことになる。その間、普段は家族で分担している家事を一人でこなさないといけない。が、独身の頃に一人暮らしをしていたこともあり、それ程家事は苦ではない。アメリカの一人暮らしの家事事情を紹介してみたい。

 

掃除ロボットとの共同生活

掃除については、実質的には、2階はRoomba(名前は「太郎」)が担当し、1階はBraava(名前は「二郎」)が担当しているので、収集したゴミの回収や拭き掃除用の水の補給をたまにすればよいので、大した手間ではない。勿論、週イチくらいで掃除機もかけるが、一人暮らしで対して汚れないのでどうってことはない。掃除ロボは欠かせない一人暮らしの相棒だ。「太郎」と「二郎」、本当にありがとう、助かっているよ。

 

アメリカ洗濯機・乾燥機事情

洗濯についても、洗濯機と乾燥機がやってくれるので、大した手間ではない。特に、昨年購入した洗濯機は、洗剤を自動投入投入してくれるため、ボタンを押すだけ。ただ、洗濯機はかなり底が深く、私でも少し背伸びをしないと、底の洗濯物がとれない。いつも妻はどうしているのだろうか。「うゔ~」とうなりながら洗濯機に挑む妻の姿が想像されて微笑ましい。
アメリカの乾燥機はでかいだけあって、ふかふかに乾燥してくれる。とても、日本の家屋ではおけない大きさであり、こういうところにもアメリカの国土の広さを感じる。

 

一人暮らしの料理:サラダとワンパンパスタ

夕食はいつも家族で分担して三品作っているが、一人暮らしで三品は流石に大変だ。夏場で作り置きも難しいので、サラダとパスタの2品を夕食とすることを定番としている。サラダは、Triple Wash(何をもって3回とカウントしているかは未だに謎)のベビースピナッチ、ルッコラ、ケールが使いやすくて一人暮らしの強い味方だ。ドレッシングを変えれば飽きもこない。また、パスタは最近流行りのワンパンパスタを作っている。意外と応用がきき、味付けも具材もバリエーションをもたせることができるのが楽しい。

 

まとめ

普段は家族と過ごしているので、一人暮らしの夏は寂しさもある。その分、家事や料理を工夫して、普段できないことを試す機会にもなっている。私は元々料理が好きなので、一人暮らしに重宝する食材や手間をかけずに簡単で、ヘルシーな料理を試して作ることを楽しみにできている。次回以降は、アメリカ一人暮らしてオススメの食材や簡単なレシピを紹介していきたい。独り身で孤独なアメリカ生活を送る方々に幸ありますように。

「教会に行くから」と言われ、ホッとした話

アメリカにはNEXTDOORというご近所SNSがある。ご近所の便利情報やモノの売り買いができるというサービスで、わが家は引っ越しの際に大量の不良品をNEXTDOORで売ったり、無料であげたりして、大量に処分をすることができた。

 

ものすごく便利なのだが、不特定多数の人とやり取りをすることになるので、「変なヤツ」に遭遇する可能性も決して低くない。事前に引き取り時間を決めてくれない、買うと言って時間も決めたのに引き取りに来ない、急に一切連絡がとれなくなる、なんてことも残念ながら少なくない。

 

昨年末に家を購入したわが家。前のオーナーがおいていった冷蔵庫を。長らくガレージに放置していた。先日、家族が一足先に日本に一時帰国し、比較的に時間がとれるので重い腰をあげてNEXTDOORで公開をした。数名ほどから連絡があったのだが、やっぱり要領をえないことを言う人がいたり、引き取り時間を特定したがらない人がいて予想通り苦戦した。そのうちの一人が携帯の電話番号を共有してきて、話した方が早いので、少し話せる?と言ってきたので、電話で話すことに。

 

やっぱりテキストと異なり、電話の方が意思疎通がスムーズに進み、引き取り時間まで決めちゃおうとなった時、相手が

今日は、もう遅くなってしまったので、明日の日曜日でよければ引き取りにいけるよ。でも、午前中は教会に行くから、明日なら正午以後ならいつでも良いよ。

と言った。

 

その時、私は自然と

あっ、まともなやつだから、きっと大丈夫だ

と、ほっとしたのだ。

 

そう、私は「教会に行くから」という一言で、この人はきっとそんな滅茶苦茶な人ではない、という判断を直感的にしたのだ。自分でも、この認識は興味深かったので少し深堀りしてみる。この内容がどこから来ているのかと言うと、『ヒルビリー・エレジー』という本の下記のくだりからかもしれない。

教会に定期的に通っている人は、まったく教会に行かない人と比べると、犯罪者になる可能性が低く、より健康で長生きし、稼ぎも多い。高校中退者も少なく、大学を卒業する人が多い。マサチューセッツ工科大学の経済学者、ジョナサン・グルーバーは、そこには因果関係があるとまで言っている。人生がうまくいっている人が、たまたま教会に通っているのではなく、教会がよい習慣をつくるのに寄与している、というのだ。
『ヒルビリー・エレジー』 J.D.ヴァンス

アメリカはヨーロッパ諸国と比較すると、キリスト教への信仰心がまだまだとても高い。定期的に教会に通う人の比率は24%程度と、未だにそれなりの高さを保っている。教会のコミュニティというのは、宗教的な説教をするだけでなく、教育活動や地域への奉仕サービスの提供を通して、そのメンバーに道徳的規範を教える下地が備わっている。実際、良きコミュニティで良き習慣を培っている人も多いので、有象無象の沢山いるアメリカ社会では結構信頼できるのだ。勿論、色々な人がいるので十把一絡げにすることはできないが、今回の出来事から自分の中にそういう判断基準も備わっているのは、新鮮な発見であった。

 

かくして、ガレージの冷蔵庫は指定時間より少し前にきちんと到着したマシュー君によって引き取られていった。さて、独身生活中の一つのTODOを消化することができた。次なる一手として家族のいぬ間に、ガレージの一角にプチ・ホームジムを作るという計画にうつっちゃおう。

頑張れUNIQLO!君なら米国でもっと成功できる!

週末に日本語補習校で衝撃のニュースを耳にする。

サクラメント・エリアに遂にユニクロの実店舗ができるらしい。しかも、時期はずれるが、Arden FairとRosevilleに作られ、2店舗も一気に進出。

 

日本の一時帰国の際に、ユニクロで爆買いをして、スーツケースにユニクロの服をぱんぱんにつめて帰米するのは、決してわが家だけではないはずだ。今まで米国のユニクロというと、ロス、ニューヨーク、ボストン、ベイエリアなどの流行への感度の高い大都市への出店が中心となり、地方都市に住む日本人は、オンラインストアで購入するか、日本への一時帰国で爆買いするかのみが、とりうるオプションであった。

私が住んでいるのはカリフォルニア州のサクラメント近辺。サクラメントはカリフォルニアの州都とは言え、普通の日本人は、カリフォルニアのどの辺に位置するのかすら知らないだろう。そんないわゆるアメリカの地方都市に実店舗ができるというのは、衝撃である。

 

が、実は私は前々から、もっと実店舗をアメリカ国内で展開したほうが、ユニクロの米国ビジネスは伸びるのではないかと感じていた。その理由を2つほどあげたい。

 

まず、ユニクロのアメリカでの知名度は、日本人が思っている以上にかなり高い。数年前ボストンに旅行に行った時に、ユニクロの実店舗があり、当然のように爆買いをした。ボストンに仲の良い同僚が多くいたので、私と同年代の彼らにもその素晴らしさを教えたくて、「ユニクロって知っているか」と聞くと、「あぁ、娘が大好きで、先日ヒートテックをプレゼントしてくれたよ」みたいなリアクションが多かった。肌感覚としてアメリカの若い層に受け入れられている印象を受けた。品質と価格のバランスは勿論のこと、「GAP」とデカデカのフォントでプリントされたトレーナーのようにブランド色が全面にでた服は今の若者にはウケないのだろう。

 

2つ目の理由は実店舗の混み具合だ。アメリカのショッピングセンターはウェブショッピングにおされて、平日ともなるとお客さんが一人もいない店舗が珍しくない。先日いったサンノゼのショッピングモールも、多くのアパレルショップは閑散としていた。が、ユニクロの店舗には人種を問わず常にお客さんが入っていた。勿論、統計的なデータがあるわけではないが、肌感覚として「かなり流行ってるなあー」といつも感じる。凄まじい勢いでインフレが進むアメリカで、適正な価格で、高品質の服を変えるユニクロは人気がでないわけはない。

 

アメリカは都市によって日本の店の充実振りにかなり差がある。突出して日本の店が進出しているのはロサンゼルス。ニューヨークやサンフランシスコと比較してもロスは突出している。在米日本人から東京24区目と言われるのもうなづける。
そして、丸亀製麺にしても、東京セントラル(ドンキ系列のスーパー)にしても、在米日本人に限らず幅広い層から支持を受けているように見える。このロス一極集中の状態に「ロスではうまくいってるんだから、もっと攻めてこいよ!」っていつも思っていた。


そして、このユニクロの北米拡張戦略が大成功をおさめ、他の企業の背中を押す流れを作ることを願ってやまない。頑張れ、UNIQLO!君なら成功できる!!!

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