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『誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール』「人に関心を持つ」を因数分解する

誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール

誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール

私は、初対面の人と話すのは得意ではない。子供の頃から人見知りをするほうで、人と打ち解けるまでには時間がかかる。共通の話題を見つけるのも苦労するし、少ないきっかけから話題を広げていくのも上手ではない。
自分なりに理由を考えるに、相手に対する関心よりも、話題をつなげなければという義務感のほうが強いからのように思う。相手を知りたい、もっと理解したいという欲求がふつふとわいてくるというより、関係を構築しなければという義務感が先行する。妻から「あなたはもっと人に関心をよせなさい」と忠告をうけたり、下記のようなPhraseにふれるにつけ、もう少し人に興味を持つようにしたほうがよいなと最近思うようになり、それはそれで大きな進歩かとも思う。

人を動かす 新装版

人を動かす 新装版

「われわれは、自分に関心を寄せてくれる人々に関心を寄せる」・・・<中略>
人に好かれたいのなら、本当の友情を育てたいなら、そして自分自身を益し同時に他人をも益したいのだったら、つぎの原則を心にきざみつけておくことだ。
誠実な関心を寄せる。
『人を動かす』 〜重要感を持たせる P.88、90〜

〈NJセレクト〉 なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?

〈NJセレクト〉 なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?

ここで私の言うつきあいとは、相手に対する関心を寄せ合っている状態です。「できる人」の中には、仕事に対する関心は高くても、「できない人」に関心を寄せていない人がいます。「できない人」が、なぜできないのか、どうすればできるのかを考えるだけでは、相手に関心を寄せていることにはなりません。
相手に関心を寄せるということは、そんな自分を「どう感じているのか」、本当は「どんなふうになりたいのか」という、相手の思いに興味を持つということです。
『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?』 〜第5章〜「できる人を育てる人」の技術 P.196、197〜


とはいえ、興味や関心というのは、うちから湧き出てくるものなので、私が関心を高めようと、決意したところで急に自動生成されるものではない。また、「人に関心を持つ」という目標は私にはまだ漠然としていて、もう少し因数分解しないと、意識的に取り組むことは難しい。色々なきっかけにふれながら、少しずつ進捗すればよいかと最近は考えているのだが、本書にはそんな私にヒントとなるPhraseが2つほどあったので紹介したい。

話を聞くときは、話し手の声のトーンやしぐさ、表情などをきめ細かく観察しながら、話し手はいったいどこをわかってほしいのかを感じる必要があります。
『誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール』 〜P.39 5「わかってほしい」ところに反応する。

相手は一体どこをわかってほしいのか、何を聞いて欲しいのか、それを理解しようと努める。「人に関心を持て」と言われると、ぶっちゃけ固まってしまうが、これなら意識的に取り組むことができそうだ。本書では、会話の基本はまず聞くことだと説く。ただ情報を引き出すための、情報質問をぶつけるだけだと、あっという間に持駒がなくなって終わってしまうが、相手に話したいことを話してもらえば、相手が何に関心を持つ人なのかを理解することもでき、行き詰まることも少ないと。
そういう視点で考えると、「ご出身はどこですか?」、「週末はどのように過ごされていますか?」とか相手から聞かれたとき、「出身地について何か話したいことがあるのか」、「週末の過ごし方にこだわりがあり、何か話したいことがあるのか」、などの勘がはたらくようになり、会話のきっかけが増えるようになった。まぁ、普通の人にとっては至極普通の話かもしれないが、マイペースのB型人間にはこれは目から鱗だったりする。

会話で大事なのは、「お互いがどんな人かわかる」ように話したり聞いたりすることです。そのために「自分がどんなときに、どんな振る舞いや選択をするか」に意識を向けます
質問をするときは、相手の性格、人柄がわかるエピソードを引き出す。
話すときは、自分の性格、人柄がわかるエピソードを話す。
『誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール』 〜P.70、71 「何気ないクセ」を話して親密度アップ!

どんな時に、どんな振る舞いや選択をするかに意識を向ける。これも非常にわかりやすい。
最近マラソンをやるという人が何故か周囲に多い。「長い距離を走るのは大変ですか?」とか聞くと、「はい、大変ですね」とかいう答えが帰ってきて以上終了となってしまうが、「どんなきっかけでマラソンをするようになったのですか」という感じに、長距離走に取り組むという決断をいかにくだしたのかにフォーカスをすると、人によって様々な異なる答えがかえってきて、そこからその人のパーソナリティが見え、話が盛り上がる。
こういう視点を会話に取り入れ始めると、自分が人の判断基準というものに興味がある人間なんだということに徐々に気づいてきて、なかなか面白い。「人に関心を持つ」という1点でうーんと考えると広がりがまったくでなかったが、それをひとつレベルをおとすだけで新たな発見をえることができた


本エントリーでは66のルールのうち、2つしか紹介しなかったが、多分琴線のふれるポイントは人によってそれぞれ違うのだと思う。私と同じような問題意識を持っている人は、本書を読んでみて、自分にあった視点を探してみてはいかがだろうか?

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