Thoughts and Notes from CA

アメリカ西海岸の片隅から、所々の雑感、日々のあれこれ、読んだ本の感想を綴るブログ。

マイクロフォーマットについての素人くさい整理

マイクロフォーマットとは、

microformats.orgが提唱するXMLフォーマットで、XHTMLメタデータを埋め込んでコンテンツの情報をより詳細に構造化しようとういうもの」
金のなる木 MEMO - セマンテックWebへの第一歩マイクロフォーマット

ということらしい。XMLXHTMLメタデータと苦手とする単語のラッシュでめげそうになったが、要するにWEB上の情報を構造化*1するためのフォーマットということなのだろう。
例えば、人材募集情報は下記のように各社のホームページに独自の項目を用いて公開されており、これはフォーマットもなければ、構造化もされていない状態。

もし、だれかがhRecrutingという「人材募集のマイクロフォーマット」というのを定義し、グーグルやアマゾンがこのフォーマットに従い、自社のホームページに人材募集情報を掲載すると、フォーマットがあり、構造化されている状態に変わる。
すると、このhRecrutingという情報をかき集めるWEBサイトが出現し、かき集めた人材募集情報を閲覧可能な状態で公開するようになり、少なくとも仕事を探す人は各社のホームページをぷちぷち開いていく必要はなくなるのだろう。
さらに、hCompanyという「会社概要のマイクロフォーマット」ができ、社名・会社規模・業種などの情報も構造化され、hRecruting情報との関連付け・整理をするWEBサイトが出現すれば、「従業員規模が50名以下のインターネット関連企業によるプログラマーの人材募集情報」というようなより特定された情報へのアクセスが容易になる。


"米Yahoo LocalがMicroformatを採用。Microformatの真価。"というエントリーでid:kokepiさんが

単なる情報は無価値な時代へ
コピれることと、コピれないことの違いがこれまでよりもっと大きくなっていくんだろう。
たとえば、「データ持ってること」と「それを整理して、より高い価値を実現できること」との違いとか。

と言っているが、「整理して、より高い価値を実現」する一つの手段が複数のマイクロフォーマットデータを整理・加工して、ユーザに提供するということなのだろう。


でも直感的には、上記のやり方は一番手のつけやすいところで、実はあまり付加価値は高くない気がする。
「採用担当者と直接話をしたが、非常に誠実でしっかりした会社である」とか、「応募してみたが、既に埋まってしまいました、ということが殆どで、情報があまりアップデートされない」とか、マイクロフォーマットが普及すればするほど、マイクロフォーマットの外側の人手と時間をかけて集めた泥臭い情報の付加価値がどんどん高まる気がしてならない。
泥臭いローカルな情報と低コストで収集可能な構造化された情報を如何に組み合わせて提供できるかが、ポイントとなるのだろう。

  • マイクロフォーマット浸透が助長する玉石混交の問題
  • 入り口で作成者が構造化をするマイクロフォーマットと入った後見る人が整理をするFolksonomyの関係

など色々考えることができそうなトピックなので、今後注目していきたい。

*1:論理的構造を単純、かつ明確にすること

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