Thoughts and Notes from CA

アメリカ西海岸の片隅から、所々の雑感、日々のあれこれ、読んだ本の感想を綴るブログ。

地図でブックカバー作成

ここ2〜3年は、本はもっぱらアマゾンで購入。ノートパソコンと読みかけの本をいつも持ち歩いているので、本屋で良い本を見つけても、どうしても「わざわざ重い思いをして持って帰るほど、この本は"今すぐ"自分に必要か・・・」という年寄りくさい質問を自身に問いかけ、「まぁ、うちに戻ってからアマゾンで注文すればいいや・・・」となってしまう。


そんな私の最近の悩みがブックカバー。アマゾンで購入した本にはご存知のとおり本屋でもらえる紙のブックカバーはついてこない。本屋で購入した本につけてもらったブックカバーを使い回しているのだが、3〜4冊目に突入すると流石にぼろぼろになってしまい、いかにしてもみっともない。穴が開いたところセロテープで止めるなどの涙ぐましい努力に勤しむこともしばしばだが、仕上がりを眺めるたびに何とも言えない脱力感が去来する。


おまけに、リビングのソファーにうっかりおきっ放しにしてあったブックカバーが、1歳半になる娘の襲撃をうけて敢え無く引退を余儀なくされたり、私の中ではまだ使えるブックカバーも家族から雑紙と判定され、メモ書きに活用されたりと、3〜4冊目に突入する前に短い生涯を終える者も多数。


最近ではナイロンや布製のブックカバーも売っており、いくつか試したのだが、文庫本はまだ良いが、新書やハードカバーになると今ひとつしっくりくるものがない。使い込めば違うのかもしれないが、サイズが今ひとつあわなかったり、かさばったり、においが微妙だったり、読書心をくすぐる一品になかなかめぐり合えない。やはりデザインの良い紙のブックカバーが私には快適。


紙なら何でも良いかとカレンダーで代用しようとしたのだが、日付が表になっては格好悪いし、日付を裏にして白一色にすると少し味気ない。電車の中で読んでもそれなりに見栄えがよく、なおかつ読書心をくすぐるというのは意外とハードルが高い。そんなこんなで、しばらく対応に苦慮していたのだが、今日妻の提案でよい素材を見つけた。


それは外国の地図。旅行先でレンタカーを借りた時には、大体現地の地図を購入するが、同じところに頻繁に行って、購入した地図を何度も使用するということは私の場合は殆どない。でも、どうも捨てるに忍びなく結構な量がたまっていたので試しに使ってみた。その結果が下記。


うーん、個人的にはかなりのヒット。見た目もかっこいいし、あまり悪い紙を使っていないので持った時の質感もなかなか。私にとっては不要なものだし、地図をひとつ買ったとしてもせいぜい$6程度。ひとつで5〜6冊分くらいは作れるので、それほどコストパフォーマンスも悪くない。


同じ悩みを抱えている人は是非試してみたらいかがでしょうか?また、他に良いアイデアをお持ちの方からのコメントもお待ちしております。

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