ktdiskのブログ

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バックドロップに見るアメリカの自動化

昨年あたりから自動入国審査端末なるものがアメリカで導入が進んでいる。アメリカの入出国というと、入国は非常に厳格で厳しく、出国はいつ出国したか気づかないくらあっさりという「行きはこわいが帰りはよいよい」形式というイメージを持っていたので、ESTAに限っているものの入国審査を自動化するというニュースには少し驚いた。どういう検討経緯があったかわからないが、こういう反対意見が噴出しそうな領域でも「まぁ、まずはやってみようぜ」的な感覚で思い切って進めるのはアメリカ式のように思う。
先日の日本出張からのアメリカへの戻りで100名以上いた日本人旅行者がESTAマシンのパワーでさーっといなくなったのには驚いた。導入の効果がかなりでている模様。もっともESTAマシンの導入に伴い、きちんと入国審査官の人員を削減したのか(そういうところはしっかりしている)、VISA保持者向けの入国審査官はたった一人しかおらず、私は40分近く待たされたが、、、。「もう少しバランスとってよ、、、」って思うが、その辺の雑さもアメリカ、、、。

最近は日本でもセルフレジが多くなってきていると聞くが、大きなスーパーにはアメリカでは必ずセルフレジがある。バーコードのついてない野菜を沢山買う時は、Green Onion 1201、Broccori 1314みたいな感じにそれぞれにつけられているコードを入力しないといけなく面倒なので有人レジに行くが、野菜を買わない時はセルフレジのほうが手っ取り早くて便利。
まぁ、正直アメリカのほうが誤魔化したりする人が多そうなのに、何でこんなにセルフレジが浸透しているのか疑問に思う部分もあるが、「誤魔化しで生じる損失より、人員削減でカットできるコストのほうが大きい」という冷徹な割り切りがあることが容易にうかがえる。

なお、アメリカの自動化で一番衝撃を受けたのがゴミ収集車。言葉で説明するよりも映像をみたほうが早いので、下の動画をみて頂きたい。

youtu.be



別名バックドロップ(多分そんな呼び方をしているのは、子供の頃にプロレスをよく見ていた中年の日本人おっさんだけだと思うが)。この豪快さは正にアメリカ。ゴミ箱の中に少しゴミが残ったらどうしようとか、蓋が閉まってないとか、そういう考慮は一切なし(殆ど残っていることはないが)。私の住むノースカロライナ州はそもそもゴミの分別もリサイクルか、リサイクルじゃないかしかないので、日本と比べるとかなり大雑把。

何を自動化するかしないか、それをどうやって自動化するかは結構お国柄があらわれると思う。日本は微に入り細に入りの鉄壁の職人技的な自動化が多いが、アメリカはがつっとやってみて、自動化で拾いきれないものは、合理的に切り捨てる大胆さがあるように思う。まぁ、それぞれ一長一短だが。

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