ktdiskのブログ

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Web 2.0の負の面

注目集める『ウェブ2.0』、負の面を指摘する声も(上)
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20051102204.html
注目集める『ウェブ2.0』、負の面を指摘する声も(下)
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20051104206.html

Web 2.0に対する理解も十分に追いついていない感はあるが、「注目集める『ウェブ2.0』、負の面を指摘する声も」を読んでみた。この手の明確な定義があってないようなものは、それに対する色々な見解にふれたほうが理解が早くなるというのはよくあることだが、これも例にもれない。

記事の中で指摘されるWeb 2.0の負の面は下記の3点。

  • オープンであるが故に、いわゆる「ならず者」が進入しやすい
  • アマチュア参加型という側面が故に、多くのものは凡庸で、質にばらつきがある
  • 検索エンジン最適化(SEO)対策、スプログなど、新しい仕組の裏をかく手口が横行している

長所は裏を返せば短所であるとよく言われるが、それはWeb 2.0にもあてはまる。いずれも最近になって急に出てきた話ではなく、以前から指摘されていること。ことさらこのような記事で取り扱われるのは、今もって根強い問題であることとWEB 2.0への信奉が一部で過熱気味になり手離しで賞賛する人が増えてきたことによるものだろうか。

ウェブ2.0の道徳観念の欠如』(The Amorality of Web 2.0)と題したエッセイの中で、カー氏はウェブ2.0に肩入れする支持派は異常に騒ぎすぎだと酷評し、広く注目を集めた。

Web 2.0に対して酷評をした話題を集めているエントリーがあるようなので、Web 2.0の理解促進のために読んでみたい。新しいものに対する単なる拒否反応ではなく、過度の熱狂に冷水をあびせる指摘であるならば、読む価値は十分にあるだろう(読んでないからわからないが・・・)。新しいものを向きになって反論するのもいかがとは思うが、新しいものに対する否定に時代錯誤と向きになって反論をするのもいかがかと思うので・・・。

Flickrの共同設立者、スチュワート・バターフィールド氏によると、Flickrで重要なのは、問題行動を起こすよりもそれを訂正する方が簡単になるよう、システムを保っておくことだという

「全否定vs全肯定」という構図でものを考えるのではなく、長所の裏側にある短所/構造的に抱える問題点を認識した上で、それにどのように対処していくかを考えて抜くことが大事ということは、WEB 2.0の世界で成果をあげているスチュワート・バターフィールド氏の上記のスタンスが示している。

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