- 作者: ポールグレアム,Paul Graham,川合史朗
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2005/01
- メディア: 単行本
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ゆっくりと念入りに仕事をしていると、出来上がるものは当初のアイディアを精密に実現したもにになるだろう。<中略>・・・。遅く念入りな仕事は早すぎる最適化だ。むしろプロトタイプを素早く作り上げて、それによって新しいアイディアを得てゆくほうがよい。
『ハッカーと画家』 〜メイド・イン・USA〜 P.2
熟慮に熟慮を重ねたアイディアなり、意見を提示すれば、仮にそれが間違っていた時にえるものが多いし、また考える力がつくものという思いが強く、つい習慣的に人に公開する前にぐっと考え込み、時間を費やしてしまう。良いところももちろんあるが、これだとかなりに時間がかかる。自分の中で75点くらいのものでもまずは提示し、議論をしながら形にしあげていくほうが結果として、素早くいいものはできるというのは、最近特に思うところであり、ポール・グレアム氏の見解に共感できる。
ブログを作ってみようと思いながら、構想をまずはねらないとと、難しいことを考えていたら半月ほど経ってしまった。まずはプロトタイプとして公開し、書きながら新しいアイディアを得てゆく、そんなやり方でやってみようと思う。