Thoughts and Notes from CA

アメリカ西海岸の片隅から、所々の雑感、日々のあれこれ、読んだ本の感想を綴るブログ。

海外に引っ越す方への贈り物

先日Facbookで元同僚から「アメリカに引っ越す時にもらって嬉しかった贈り物は何か?」という質問を受けた。頂いて正直困ったものもあれば、こちら での生活の一部として今なお活躍しているものもある。私自身の経験から、海外に引っ越す人へ贈り物を渡す際の考慮事項をあげてみたい。

1.本人が欲しいと思うものを船便・航空便の送付前に贈るのが一番
海 外での新しい生活は何かと物入りだし、大きな引っ越しを機会に新調したいものもあるので、やっぱり本人に何が欲しいのか聞くのが手堅いと思う。ただ、考慮 をしないといけないのは、贈り物は船便または航空便の送付前に購入し、渡すということだ。旅立ちの日のスーツケースには、どんなに小さなものでも入るス ペースはないと考えたほうが良い。荷物を送ってしまった後に「日本の味が恋しくなるでしょう」という感じでもらう食べ物は、恋しくなる前に日本で消化され ることことが殆ど。私は、料理が好きなので、中華鍋や牛刀を贈り物として船便発送前に頂き、今でもとても大切に使っている。人によって異なるので、船便、 航空便の発送タイミングは早めに確認をしておくことがとても大事だ。

2.船便・航空便発送後なら、荷物にならない身に付ける小物類が嬉しい
船 便・航空便を既に送ってしまったという場合は、小さな箸置きのようなものでも避けたほうが良い。手持ちのスーツケースの中は、引越し後船便が届くまでの 3−4週間を過ごすために必要不可欠なものを詰め込むので、品の良い贈り物を頂いてもあまり嬉しくないものだ。なので、モノをプレゼントする場合は、キー ホルダーとか、財布とか、 iPadケースとか、機内持ち込みを普通にできる身に付けるものが良いと思う。私は、キーホルダーやFitBitをもらったの だが、アメリカでの生活の一部となっており、とても重宝している。また、大きなスーツケースが必要だったので、リモアの80Lくらいのスーツケースもリク エストして頂いたが、こちらもとても嬉しい贈り物だった。

3. 間に合わなかった場合は、日本食材詰め合わせを後日発送
引っ 越しが2−3週間というのは、とても日本の味が恋しくなる。なので、無理に何か贈り物を頂くよりも、何気に住所が決まった後に、せんべいとか、塩昆布と か、出汁パックとか、そういう日本の味覚を送って頂くほうが嬉しい。住所は既に決まっている場合もだろうし、決まっていない場合でも1週間くらいで大体決 まるものなので、タイミングをみて住所を教えてもらい、日持ちする日本の食材を贈るのは良いアイデアだと思う。わが家の子どもたちが、アメリカに初めて送 られてきた塩昆布をもって狂喜乱舞していたのは、忘れられない引っ越し後のワンシーンだ。また、子どもがいる家庭への贈り物であれば、日本のキャラクター グッズは海外ではあまり手にはいらないので嬉しいと思う。

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