Thoughts and Notes from NC

アメリカ東海岸の片隅から、所々の雑感、日々のあれこれ、読んだ本の感想を綴るブログ。

Internet Trend

CGMのバリューチェーン

「編集」の機能は世界中のブログやSNS、掲示板などに任せ、YouTubeは動画のホスティングと最低限のタグ付与など、Folksonomy機能だけ持てばいい、という割り切りだ。 R30: YouTube−Google型企業になるための4つの法則 R30さんのYouTubeについてのエントリー…

コードの読めない人間によるマイクロフォーマットとセマンティックウェブ論

最近、素人くさいマイクロフォーマット論を展開しており、いつ「お前は全然わかっとらん」という突っ込みがくるかびびっていたが、yomoyomoさんから下記のマイルドなトラックバックを頂いた。 microformat という言葉はもちろん以前から何度も耳にしていたが…

マイクロフォーマットの抱える玉石混交の問題

マイクロフォーマットを使用すれば、自分のサイトやブログに情報をはっておくだけでコンテンツ・アグリゲータ*1がそれをかき集め、パブリックに対して情報を公開してくれる。 例えば、hParttimeというバイト募集情報についてのマイクロフォーマットがあった…

マイクロフォーマットについての素人くさい整理

マイクロフォーマットとは、 「microformats.orgが提唱するXMLフォーマットで、XHTMLにメタデータを埋め込んでコンテンツの情報をより詳細に構造化しようとういうもの」 金のなる木 MEMO - セマンテックWebへの第一歩マイクロフォーマット ということらしい…

Amazon AffiliateとGoogle AdSenseのモデルの違い

"Life is beautiful: Amazon AffiliateがGoogle AdSenseに勝てる理由"を読んだ。 アマゾンはグーグルより広告主の利益に即したアフィリエイターの成果報酬の指標を採用している 指標が広告主に即しているのに、アマゾンの方がアフィリエイターへ支払うマージ…

スプレッドシートの「あちら側」、「こちら側」事情

Nicholas Carrが"Google's Office add-on"というエントリーで"Google Spreadsheet"について下記のような主張をしており、ごもっともという感じがする。 C-NetやNew York Timesで"Google Spreadsheet"の投入はGoogleとMSの競争を激化するなんてことが書かれて…

ドリコムIPOにみるベールの下の装い

インターネット・バブル―来るべき反動にどう備えるか作者: アンソニー・B.パーキンス,マイケル・C.パーキンス,斎藤精一郎,吉川明希出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2000/04メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (11件) を見るある著…

eBay・Yahoo!の「いいとこどり」戦略は机上のはなし

今週に入り、ウォールスストリートのアナリストらは、両社の提携について、理に叶った組み合わせなのではないかと憶測していた。双方のリソースを共有できるようにすれば、検索や広告などのサービスや顧客基盤をを有利に活用していけると、アナリストらは述…

Google経済圏における士農工商

Nicholas Carrの"MySpace peddles its eyeballs"というエントリーでは、 MySpaceは、現在バナー広告に収益を依存しており、膨大なページビューを効果的に現金化できていない よって、検索エンジンと提携し、クリック連動型の広告を導入し、効率を高めようと…

ポッドキャストと労働市場におけるロングテール

castingWords.comというポッドキャスト書き起しサービスがあります。mp3ファイルのURLを送って依頼すると、それをテキストにして返してくれるサービスです。 アンカテ(Uncategorizable Blog) - 総務部系おばあちゃんの知恵的作業のググル化 ポッドキャストの…

eBayの本当の功績

eBayは言わずと知れたインターネットのオークションサイト。最近ではもっぱら個人オークションに限らず、eコマースのプラットフォーム企業となり、Amazon、Yahoo!、Googleと並んでインターネットの4大勝ち組企業という名声をえている。インターネットバブル…

Googleの法人市場進出を語る視点

2005年Googleの売上の99%は広告収入であり、55%はGoogleのWebサイト経由、44%はアドセンスなどが貼られているGoogle以外のWebサイト(Google Network web sitesとアニュアルレポートでは呼ばれている)経由。 残りの1%は「ライセンス及びその他収益(Licensing …

Googleの資本構造とガバナンスのあり方について

"Googleのアニュアルレポートはスーツ組の悲鳴?"というエントリーを勢いで書いたら、思いのほか勢いがついてアクセスがあがってしまった。 が、勢いで書いただけあり、後から色々調べるにつけ、非常に勉強不足であったことが判明。 ちょうど2年前のGoogleの…

Googleのアニュアルレポートはスーツ組の悲鳴?

コーポレート・ガバナンス改革作者: 中谷巌出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2003/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見るオリックスにも四月に新入社員が入ってきたが、五月も半ばを過ぎると新入社員は会社の…

グーグルの米国広告市場におけるシェア

"グーグルは「すごい」のか「すごくない」のか(財務的に見たGoogle)"を見た。 「非常にあらっぽい」と言いながらも「さすがプロ!」という感じで非常に興味深い。 ただ、海外売上高についてばっさりきってしまっているため、米国の広告市場におけるグーグ…

タグでFolksonomyは実現できる

POLAR BEAR BLOG:"タグではフォークソノミーを実現できない" を読んだ。 Folksonomyを実現するためには「その記事に何が書かれているか」という視点でユーザがタグ付けをすることが必要だが ソーシャルブックマークの利用者は「後から読み返したいと思ったW…

『フューチャー・オブ・ワーク』で考える「個のエンパワーメント」

"「次の十年」のキャリア構築と「個のエンパワーメント」"というエントリーで「個のエンパワーメント」という言葉がでてきた。 ブログを使用することにより、マスメディアに属さずとも自分のメッセージを不特定多数の人に発信することができるようになった S…

Amazon Web Serviceは何を目指す?

Amazonと言えば、 リアルの書店ではとても取り扱わないようなマイナーな書籍もインターネットの書店で販売し、テクノロジーの恩恵にあずかりながら書籍のロングテイルにおいて読者と筆者をマッチングしたり、 膨大な書籍DBを公開を通して、ウェブ上の無数の…

「よくアクセスしていただいた記事」はブログ紹介にうってつけ

id:kokepiさんのブログでは「よくアクセスしていただいた記事」という欄があり、最近多くブックマークのついた自分のブログのエントリーが一覧化されている。 「プロフィール」や「このブログについて」などのことをブログ上に記載して自己紹介するのも1つの…

Wikipediaも"ゆるやかな階層制"

昨日に引き続き、Nicholas Carrの"Wikipedia and open source"からの引用。 The problem with those who would like to use "open source" as a metaphor, stretching it to cover the production of encyclopedias, media, and other sorts of information,…

"Wikipedia VS Britannica"ネイチャーの記事は正しいか?

"Wikipedia and open source"というエントリーでまたまたNicholas Carrがご立腹。 Today, whenever someone raises questions about the encyclopedia's quality, the readymade retort is: "Nature says it's as good as Britannica." 最近はWikipediaの質…

「はてラボ」のサービス対象者は誰か?

実験的サービス置き場「はてラボ」 はてな、実験的サービスを提供する「はてラボ」--第1弾はSNSとWordLinkで紹介されているように、「はてラボ」なるものがオープンされた。 はてラボとは はてラボは、はてなの正式サービスになりきれない実験的サービス置き…

書籍出版は古典的か?

この本を読む前は、「梅田氏はなぜ(ブログではなく)本を出版するのだろう」と思っていたが、結局のところ、「今の時代になってもブログから情報を得ることをしない(できない)ような経営者、エスタブリッシュ層が日本にはたくさんいるので、その手の人た…

Googleのシリコンバレー・オフィスと才能至上主義経営

先週末より会社の休暇をとって一人でシリコンバレーに来ている。 シリコンバレーを一人で初めて旅する時のTips/苦労話などはロングテールの中でも相当さきっぽのほうに位置する情報だと思うが、帰国後にまとめてみたい。今回はGoogleのオフィスを実際に見て…

既存メディアの再編を阻む3つの要素

R30氏は「Googleが火をつけたイノベーション競争の本質とは、ユーザーに適切なコンテンツを適切に届けるというマッチングができていたことだ」と語り、「マッチングの主導権をネットが取ることで、マスメディアという概念は確実に解体する」という意見を披露…

Wikiサイトに求められるコミュニティーの求心力

サイボウズ株式会社経営企画室によるWikiの分析 を参照して 経営企画室 調査日報: wiki の特徴と利用例 経営企画室 調査日報: wiki がブログほどには盛り上がりにくい理由 経営企画室 調査日報: wiki による「共同編集」の難しさ 経営企画室 調査日報: wiki …

バブル論から考えるインターネット企業の価値

Nicholas Carrの"The supply-side boom"というエントリーの紹介したい。Chris Andersonが"The New Boom"というエントリーで、「最近のSilicon Valleyにおける盛り上がりはブームであって、決してバブルではない」と言っているのに対して、その結論及び、展開…

カウンターメディアの息吹

堀江さんが逮捕されたことに伴い、テレビ/新聞といったマスメディアもBlogoshphereも騒ぎになっている(今更言うなという感じだが)。日々、テレビも見たり、新聞やブログも読む中で感じるのは、今回の騒動がブログがマスメディアに対するカウンターメディアと…

デジタル経済における著作権の考え方

デジタル音楽の行方作者: David Kusek,Gerd Leonhard,yomoyomo,津田大介出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2005/12/06メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 78回この商品を含むブログ (110件) を見る『デジタル音楽の行方』の 第三章 音楽業界で広く知られる神…

アクセス数と企業価値

web2.0企業に見るビジネスモデルとワークスタイルというエントリーで、O'ReillyがWEB2.0の代表としてあげている企業の利用料、及び広告収入の有無が整理されている。 Web2.0系のサービスは必ずしも広告収入に依存しているサービスばかりではないようです。と…

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