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ktdiskのブログ

読んだ本の感想、所々の雑感、日々のあれこれを綴るブログ。

Internet Trend

mixi成長のための5段ロケット 華々しく飛ぶのは何発か?

初日の最終気配値で見ると時価総額が2221億円で、すでに新興市場を代表するかのような企業価値になっている。 この価値を正当と見るか、過度で行きすぎたプレミアムがついたと見るかは議論の余地があるだろうが、・・・ ミクシィの第2幕はM&Aも視野に入れた…

スーツ族の視点でみるオープンソース

「シリコンバレー精神」の発売記念で開催された、梅田さんと吉岡さんの対談イベント「「シリコンバレーのビジネス風土」と「オープンソースの思想」」に参加してきた。本書の舞台である1996年から2001年のシリコンバレーで経験・時間を共有されたお二人の対…

Googleの提供するハードウェアのついたソフトウェア

先日Googleはコンピュータを外販しないというエントリーを書いたところ、ブックマークのコメントでGoogleはGoogle検索アプライアンスとGoogle Miniというコンピュータを販売しているのでは、という指摘を頂いた。 Google検索アプライアンスとGoogle Miniは、…

eBayとGoogleの提携が意味すること

eBayとGoogleが、米国外のeBayサイトに表示される検索連動型テキスト広告で提携することを発表した。今後は2社で広告収入を分け合うことになる。また、インターネット音声通信技術を用いて広告主と消費者を結びつける「Click-to-Call」広告の開発でも、両社…

「理系/技術者」は社会主義の夢をみてはいけない

My Life Between Silicon Valley and Japan グーグルの垂直統合思想 アンカテ(Uncategorizable Blog) Googleの特異な「垂直統合」思想に「文系が悪いメソッド」を見る 流石にこのお二人のからみは面白い・・・。 つたないながらも、良エントリーを読んであれ…

Googleはコンピューターを外販するか、しないか?

グーグルは、間違いなく超並列分散処理コンピュータのOSまでは「垂直統合」することに決めて、粛々と開発を進めている。 そしてその先に半導体まで作るんじゃないか(「垂直統合」していくのではないか)という話を書いているところが、この記事のもう一つの面…

mixiの有価証券報告書トリビア

mixiが東証マザーズに上場するとのこと。上場するにあたり、有価証券報告書が作成され、それが閲覧可能になっているのでちらっと見てみた。mixiという事業の運営を開始したのが、2年半前であることを考慮すると、過去のトレンドから今後の成長率をみることに…

こどものブログ考

無事生まれました。 : tokuriki.com 徳力さんのところに無事お子さんが生まれたとのこと。以前、梅田さんの本の出版記念でご一緒させて頂いただけの縁だが、心の底からお祝い申し上げたい。私も昨年第一子が生まれた身で、生まれた日にはてなで子供のブログ…

GoogleのIR活動考

グーグル、第2四半期決算を発表--アナリストの予想を上回る好決算 遅ればせながらGoogleの第2四半期決算の資料をざっと読んでみた。 経営者が四半期単位の売上の増減にあまり関心がなく、アナリストに対し十分な情報開示をしていないことを考えるとアナリス…

アテンションエコノミーにおけるソーシャルブックマークの意義

前回に引き続き『アテンション!』ネタを。アテンション!作者: トーマス・H・ダベンポート,ジョン・C・ベック,高梨智弘,岡田依里出版社/メーカー: シュプリンガー・フェアラーク東京発売日: 2005/09/13メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 34回この商品を含…

CGMのバリューチェーン

「編集」の機能は世界中のブログやSNS、掲示板などに任せ、YouTubeは動画のホスティングと最低限のタグ付与など、Folksonomy機能だけ持てばいい、という割り切りだ。 R30: YouTube−Google型企業になるための4つの法則 R30さんのYouTubeについてのエントリー…

コードの読めない人間によるマイクロフォーマットとセマンティックウェブ論

最近、素人くさいマイクロフォーマット論を展開しており、いつ「お前は全然わかっとらん」という突っ込みがくるかびびっていたが、yomoyomoさんから下記のマイルドなトラックバックを頂いた。 microformat という言葉はもちろん以前から何度も耳にしていたが…

マイクロフォーマットの抱える玉石混交の問題

マイクロフォーマットを使用すれば、自分のサイトやブログに情報をはっておくだけでコンテンツ・アグリゲータ*1がそれをかき集め、パブリックに対して情報を公開してくれる。 例えば、hParttimeというバイト募集情報についてのマイクロフォーマットがあった…

マイクロフォーマットについての素人くさい整理

マイクロフォーマットとは、 「microformats.orgが提唱するXMLフォーマットで、XHTMLにメタデータを埋め込んでコンテンツの情報をより詳細に構造化しようとういうもの」 金のなる木 MEMO - セマンテックWebへの第一歩マイクロフォーマット ということらしい…

Amazon AffiliateとGoogle AdSenseのモデルの違い

"Life is beautiful: Amazon AffiliateがGoogle AdSenseに勝てる理由"を読んだ。 アマゾンはグーグルより広告主の利益に即したアフィリエイターの成果報酬の指標を採用している 指標が広告主に即しているのに、アマゾンの方がアフィリエイターへ支払うマージ…

スプレッドシートの「あちら側」、「こちら側」事情

Nicholas Carrが"Google's Office add-on"というエントリーで"Google Spreadsheet"について下記のような主張をしており、ごもっともという感じがする。 C-NetやNew York Timesで"Google Spreadsheet"の投入はGoogleとMSの競争を激化するなんてことが書かれて…

ドリコムIPOにみるベールの下の装い

インターネット・バブル―来るべき反動にどう備えるか作者: アンソニー・B.パーキンス,マイケル・C.パーキンス,斎藤精一郎,吉川明希出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2000/04メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (11件) を見るある著…

eBay・Yahoo!の「いいとこどり」戦略は机上のはなし

今週に入り、ウォールスストリートのアナリストらは、両社の提携について、理に叶った組み合わせなのではないかと憶測していた。双方のリソースを共有できるようにすれば、検索や広告などのサービスや顧客基盤をを有利に活用していけると、アナリストらは述…

Google経済圏における士農工商

Nicholas Carrの"MySpace peddles its eyeballs"というエントリーでは、 MySpaceは、現在バナー広告に収益を依存しており、膨大なページビューを効果的に現金化できていない よって、検索エンジンと提携し、クリック連動型の広告を導入し、効率を高めようと…

ポッドキャストと労働市場におけるロングテール

castingWords.comというポッドキャスト書き起しサービスがあります。mp3ファイルのURLを送って依頼すると、それをテキストにして返してくれるサービスです。 アンカテ(Uncategorizable Blog) - 総務部系おばあちゃんの知恵的作業のググル化 ポッドキャストの…

eBayの本当の功績

eBayは言わずと知れたインターネットのオークションサイト。最近ではもっぱら個人オークションに限らず、eコマースのプラットフォーム企業となり、Amazon、Yahoo!、Googleと並んでインターネットの4大勝ち組企業という名声をえている。インターネットバブル…

Googleの法人市場進出を語る視点

2005年Googleの売上の99%は広告収入であり、55%はGoogleのWebサイト経由、44%はアドセンスなどが貼られているGoogle以外のWebサイト(Google Network web sitesとアニュアルレポートでは呼ばれている)経由。 残りの1%は「ライセンス及びその他収益(Licensing …

Googleの資本構造とガバナンスのあり方について

"Googleのアニュアルレポートはスーツ組の悲鳴?"というエントリーを勢いで書いたら、思いのほか勢いがついてアクセスがあがってしまった。 が、勢いで書いただけあり、後から色々調べるにつけ、非常に勉強不足であったことが判明。 ちょうど2年前のGoogleの…

Googleのアニュアルレポートはスーツ組の悲鳴?

コーポレート・ガバナンス改革作者: 中谷巌出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2003/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見るオリックスにも四月に新入社員が入ってきたが、五月も半ばを過ぎると新入社員は会社の…

グーグルの米国広告市場におけるシェア

"グーグルは「すごい」のか「すごくない」のか(財務的に見たGoogle)"を見た。 「非常にあらっぽい」と言いながらも「さすがプロ!」という感じで非常に興味深い。 ただ、海外売上高についてばっさりきってしまっているため、米国の広告市場におけるグーグ…

タグでFolksonomyは実現できる

POLAR BEAR BLOG:"タグではフォークソノミーを実現できない" を読んだ。 Folksonomyを実現するためには「その記事に何が書かれているか」という視点でユーザがタグ付けをすることが必要だが ソーシャルブックマークの利用者は「後から読み返したいと思ったW…

『フューチャー・オブ・ワーク』で考える「個のエンパワーメント」

"「次の十年」のキャリア構築と「個のエンパワーメント」"というエントリーで「個のエンパワーメント」という言葉がでてきた。 ブログを使用することにより、マスメディアに属さずとも自分のメッセージを不特定多数の人に発信することができるようになった S…

Amazon Web Serviceは何を目指す?

Amazonと言えば、 リアルの書店ではとても取り扱わないようなマイナーな書籍もインターネットの書店で販売し、テクノロジーの恩恵にあずかりながら書籍のロングテイルにおいて読者と筆者をマッチングしたり、 膨大な書籍DBを公開を通して、ウェブ上の無数の…

「よくアクセスしていただいた記事」はブログ紹介にうってつけ

id:kokepiさんのブログでは「よくアクセスしていただいた記事」という欄があり、最近多くブックマークのついた自分のブログのエントリーが一覧化されている。 「プロフィール」や「このブログについて」などのことをブログ上に記載して自己紹介するのも1つの…

Wikipediaも"ゆるやかな階層制"

昨日に引き続き、Nicholas Carrの"Wikipedia and open source"からの引用。 The problem with those who would like to use "open source" as a metaphor, stretching it to cover the production of encyclopedias, media, and other sorts of information,…

"Wikipedia VS Britannica"ネイチャーの記事は正しいか?

"Wikipedia and open source"というエントリーでまたまたNicholas Carrがご立腹。 Today, whenever someone raises questions about the encyclopedia's quality, the readymade retort is: "Nature says it's as good as Britannica." 最近はWikipediaの質…

「はてラボ」のサービス対象者は誰か?

実験的サービス置き場「はてラボ」 はてな、実験的サービスを提供する「はてラボ」--第1弾はSNSとWordLinkで紹介されているように、「はてラボ」なるものがオープンされた。 はてラボとは はてラボは、はてなの正式サービスになりきれない実験的サービス置き…

書籍出版は古典的か?

この本を読む前は、「梅田氏はなぜ(ブログではなく)本を出版するのだろう」と思っていたが、結局のところ、「今の時代になってもブログから情報を得ることをしない(できない)ような経営者、エスタブリッシュ層が日本にはたくさんいるので、その手の人た…

Googleのシリコンバレー・オフィスと才能至上主義経営

先週末より会社の休暇をとって一人でシリコンバレーに来ている。 シリコンバレーを一人で初めて旅する時のTips/苦労話などはロングテールの中でも相当さきっぽのほうに位置する情報だと思うが、帰国後にまとめてみたい。今回はGoogleのオフィスを実際に見て…

既存メディアの再編を阻む3つの要素

R30氏は「Googleが火をつけたイノベーション競争の本質とは、ユーザーに適切なコンテンツを適切に届けるというマッチングができていたことだ」と語り、「マッチングの主導権をネットが取ることで、マスメディアという概念は確実に解体する」という意見を披露…

Wikiサイトに求められるコミュニティーの求心力

サイボウズ株式会社経営企画室によるWikiの分析 を参照して 経営企画室 調査日報: wiki の特徴と利用例 経営企画室 調査日報: wiki がブログほどには盛り上がりにくい理由 経営企画室 調査日報: wiki による「共同編集」の難しさ 経営企画室 調査日報: wiki …

バブル論から考えるインターネット企業の価値

Nicholas Carrの"The supply-side boom"というエントリーの紹介したい。Chris Andersonが"The New Boom"というエントリーで、「最近のSilicon Valleyにおける盛り上がりはブームであって、決してバブルではない」と言っているのに対して、その結論及び、展開…

カウンターメディアの息吹

堀江さんが逮捕されたことに伴い、テレビ/新聞といったマスメディアもBlogoshphereも騒ぎになっている(今更言うなという感じだが)。日々、テレビも見たり、新聞やブログも読む中で感じるのは、今回の騒動がブログがマスメディアに対するカウンターメディアと…

デジタル経済における著作権の考え方

デジタル音楽の行方作者: David Kusek,Gerd Leonhard,yomoyomo,津田大介出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2005/12/06メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 78回この商品を含むブログ (110件) を見る『デジタル音楽の行方』の 第三章 音楽業界で広く知られる神…

アクセス数と企業価値

web2.0企業に見るビジネスモデルとワークスタイルというエントリーで、O'ReillyがWEB2.0の代表としてあげている企業の利用料、及び広告収入の有無が整理されている。 Web2.0系のサービスは必ずしも広告収入に依存しているサービスばかりではないようです。と…

FolksonomyがWEB2.0的なわけ

タグ--ロボット検索への挑戦でFolksonomy/タグシステムについての基本的なことがまとめられており、なかなかわかりやすい。 記事中の下記のポイントをおさえることでFolksonomyが巷でWEB2.0的(あまり好きな言葉ではないが・・・)と語られる理由もクリアになる。…

集合知が機能するベータ版リリース

Nicholas Carrが"The Beta Culture"というエントリーでベータ版でWEBサービスを提供し、ユーザの声を反映しながら徐々によくしていくというGoogleの"Beta Culture"に対して吠えている。 While Google has certainly proved that it can produce wonderful pr…

"Mashup"と創造性の喚起

『マッシュアップ--仮想空間と現実をつなぐ地図』を読んだ。要旨は下記の通り。 複数の情報源から提供されるコンテンツを組み合わせることによって作られたWebサイトまたはアプリケーションを"Mashup"と呼ぶ。 Google Mapsの登場が人々のインスピレーション…

2006年予測 検索技術における革新

「2006年の予想・予測」についての「まとめサイト」的なものです。今のところ65個リンクが並んでいますが、これからさらに、追記・追記で増えていくと思います。読んで共感した「2006年の予想・予測」があったら、トラックバックをどうぞ。今年は、よりイン…

"百科事典"と"千科事典"

あけましておめでとうございます。 今年もあれやこれやと考えた雑感をつづっていこうと思いますのでよろしくお願いいたします。 To put it another way, the quality range in Britannica goes from, say, 5 to 9, with an average of 7. Wikipedia goes fro…

ブログ考 〜2005年を越すにあたって〜

RSSを活用しながらブログを読んだり、はてなブックマークを活用しながらそこで得た情報を整理したり、ブログを書くことによって自分の思考の足跡を残したりと、インターネットに向かっての知的アクティビティを始めておおよそ半年間がたった。ざっくり言って…

変わることを恐れる人と変えることに執拗な風土

「人間は変わることを意味もなく恐れるものである」。 自分が良かれと思って提言しているようなことでも、変化が伴うことであれば、相手はまずはその良し悪しに関わらず拒否反応からはいることが常であるから、 変わることを提言する自分はそもそも少数派で…

音楽の違法交換数が減った本当のわけ

米連邦最高裁判所がPtoPソフトウェア会社に不利な裁定を下した夏以降、オンラインで音楽ファイルを違法に交換する世帯の数が、米国において激減したと述べた。・・・違法なファイル交換に反対するエンターテインメント業界のキャンペーンが功を奏したことが考え…

「Yahoo! "del.icio.us"買収」にみる新しいようで古い競争の構図

ヤフー、「del.icio.us」を買収 "Flickr"に続いて"del.icio.us"もYahoo!に買収されてしまった。夏にSkypeがe-Bayに買収されたこともセットで考えると、強靭な足腰でネットバブル崩壊を勝ち抜き、現在賞賛の的となっている「勝ち組ネット企業」がその資本力が…

アマチュア信仰?

『Web 2.0の負の面』を書いた時に読もうと思ったNick Carrの"The amorality of Web 2.0"を読んでみた。 The promoters of Web 2.0 venerate the amateur and distrust the professional. Web2.0の推進派の過度のアマチュア信仰(=プロフェッショナルに対する…

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